どうやってドラグを強化しているのか
上の写真は周囲に複数の突起があるカーボンブレーキです。突起はカーボン板とスプールを同期して動かすためのもので、スプール側にあるアルミの隆起の間に入りこむことでスプールとカーボンの回転が完全に同期します。
写真の下に1枚だけ他と形が違うカーボンがあります。ラプターのカーボンのように突起が見られません。これは普通のモデルに使われているカーボンブレーキで、スプールに張り付けられることでスプールとカーボンブレーキは同期されています。
上の写真はラプターモデルのスプールとブレーキディスクの写真です。右の2個のラプターモデルのスプールは、黒いカーボンブレーキの周囲の突起とスプールの突起がぴったりと組み合わされているのがわかりますか。写真左には、金属のブレーキディスクが2枚(オスとメスで1組です)あります。2枚ある金属のブレーキディスクの中心付近にある6本のピンと6個の穴が見えますか。これらを組み合わせた時に6本のピンが6個の穴に入って2枚のブレーキディスクが同期して動きます。
黒い ”カーボンブレーキ”の両側に1枚づつ計2枚の ”ブレーキディスク” が置かれて、6本のピンで回転を同期するようになっているのです。ドラッグを得るときはドラッグレバーを奥に押し込むことによってカーボンブレーキを両側のブレーキディスクで強く挟み込む方法で、摩擦を高めて必要なドラッグを得ています。
摩擦力は面積に比例しますので、裏表同じ面積のカーボンブレーキには倍の摩擦力が働きます。ラプターシリーズの類まれなドラグは、このようなシンプルな仕組みで生み出されています。シンプルだから故障が少なく、確実に強いドラグを生み続けるラプターシリーズは当店の主力商品です。
どんなお客様がご利用になっているかご説明します
軽量小型でドラグの強いリールを希望されるすべてのお客様が対象になります。とにかくドラグが強くないと安心して釣りができないお客様。沿岸の釣りしかしないが、時に回遊系の大物が出没するエリアなので、小型リールでもいざというときには隠しているパワーを使いたいお客様。対象魚が多岐で小型の魚に合わせると上の魚が釣れなくなるが、ラプターなら小型で軽量ながらパワーがあるのでというお客様。など
小塚拓矢 氏 は当社のお客様で、怪魚とアベットを結び付けた 大功労者 です。今ではひと呼んで “怪魚ハンター”だけでなく、辺境を旅するロッド MONSTERKISS のオーナーとして日本中世界中で活躍中です。当店ブログでは、過去に何回も小塚拓矢氏の活躍を取り上げてきましたが、世界の辺境でも頼りになるアベットが同氏の仕事をしっかりサポートしていたことはご存知の通りです。
ラプターシリーズは当店の主力商品です
ラプターシリーズのドラグは通常のモデルのドラグの倍近くに強化されています。このように強いドラグとなっているにも関わらず、リール本体の重量はほとんど変わりません。軽量小型でドラグの強いリールを検討するなら当店のラプターシリーズは外せません。
当店のお客様4人に1人はラプターシリーズのオーナー
販売実績としては、当店のお客様4人に1人はラプターシリーズのオーナー様になっていただいています。本当の当店の主力商品と言って間違いありません。シンプルな仕組みで強力なドラグを提供するラプターシリーズをあなたの主力リールとしてご利用下さい。
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